施設コンセプト「Cultural Generator(文化的発電装置)」を環境デザインとして具現化するためにElectoric Romance(電気的情景)というデザインコンセプトを設定しました。 生成(Generate)された文化的エネルギーが施設のいたるところで表出するイメージの元、電気がつくる初原的イメージ(信号、波形、位相など)のモチーフが環境をつくる様々なデザインに活かされ、秋葉原という場所の歴史性や物語性を引き継いでいます。
○電子回路基盤
○サボニウス・ウィンド・タービン
○7セグディスプレイ
○情報ゲート
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当地の歴史性とGeneratorのダイナミズムを考慮し、ITセンターを支える礎としての地表をランドスケープデザインのベースとして計画。つなぐことにより機能が生まれるイベント性、電気(情報)という不可視なものに与えられたカタチの表出として、電子回路の基板をその象徴と捉え、舗床パターンに展開しています。 1枚のIC(Integrated Cirtcuit)チップの上にあるUDX。数千人のワーカーが働く姿は、IT時代の巨大なモニュメントと言えます。
上段:イメージ 下段左:南西広場 下段右:北西広場夜景
このモニュメントは、「サボニウス型」と呼ばれる縦軸回転型風車を上下に三連配置した風力発電装置です。三つの風車はそれぞれ独立した発電機を備えており、ここで発電された電気は、風車の光の演出に使用されています。 「サボニウス・ウィンド・タービン」は、この地に流れる様々なエネルギーを呼び寄せ交流を生み出す「文化的発電装置(Cultural Generator)」を象徴しています。
上段:サボニウス・ウィンド・タービン見上げ下段左:タービン回転翼 下段中:サボニウス・ウィンド・タービン夜景 下段右:ワット表示器
百数十メートルにも及ぶ間口を象徴的に見せるため、4F東側のファサード利用してスケールの大きい演出を行い、JR客など主に遠景での風景づくりを意図しています。 何でも表示できる画面ではなく、七つのセグメントのON/OFFにより情報を発信するというプリミティブな表現に情報技術の歴史回顧を試み、技術を培ってきた秋葉原の歴史性を込めたものととして、街とテクノロジーの歴史を表現し、108桁の数字は現代社会の拡張的カオスを隠喩しています。
上段右:7セグディスプレイアップ 下段:東側ファサード見上げ
UDXビルのメインの玄関口であり、スケール的にも象徴的な空間であるピロティ部にある「情報ゲート」は、ピロティの柱/梁にわたるLED表示板から成り、上下/左右にスクロールする情報そのものによって「門」をつくりだしています。それらの動きによって情報の殿堂としての施設の稼働感を表現し、秋葉原を代表する迎賓空間を創出することを意図しています。
上段左:情報ゲート夜景 下段:情報ゲート見上げ